地盤コンシェルジュがいる工務店

GCS地盤保全協会より抜粋しています

地盤とは

住宅の購入・建築の際に、最も大切でありながら意外と見過ごされているのが「地盤」です。
地盤とは、建築物を支える地面(土地)のことですが、この地盤には「良い地盤」と「悪い地盤」とがあることはご存じでしょうか。

現在、国内で発生している建築物の事故原因のうち、実に6割が地盤によるものであると言われています。例えば、以前は池や沼、田んぼや谷だったところを埋め立てた土地は、水分を含みやすく、建物が傾きやすいとされています。
新築当初は問題が無くても、長い年月を経る間に、徐々に軟弱な地盤が建築物を支えきれなくなり、一方向に傾く「不同沈下」は、地盤が引き起こす事故の代表的なものです。

しかしながら、実際に土地を購入する段階では、地盤の善し悪しは軽視される傾向にあり、その土地の坪数や金額、日当たりや周辺環境、駅からの距離などの目に見えるものによってのみ決定されることが多いのが現状です。

地盤災害とは

地盤による災害は、主に以下の4つと言われています。

地盤沈下

粘土層などの軟弱地盤で、地盤が沈む現象

液状化災害

地震の振動により、砂地盤が液状になる現象

土砂災害

氾濫した河川の⼟砂や、⽕⼭からの噴出物が移動する現象

地すべり・斜面崩壊

傾斜地で、地震や降⾬により地盤が移動する現象

地盤災害対策

1,購入前の情報収集

地盤災害に遭わないためには、まずは「軟弱な地盤」の土地を購入しないことが最善です。
しかしながら、全ての不動産会社や建築会社(工務店・ハウスメーカー)が、地盤に対する正しい知識を持っている訳ではありません。
そこで、相馬工務店では地盤コンシェルジュが土地探しからご相談に乗ることが出来ます。

2,地質調査

土地の購入後、建築を始める前には、必ず「地盤調査」を行います。
2000年に施行された「住宅の品質確保に関する法律」により、地盤は基礎の一部と見なすことが定義されたため、たとえ建物に欠陥が無くても、建築後10年以内に地盤が原因による事故が発生した場合には、施工した建築会社が責任を負うことが義務づけられています。そのため、現在ではほぼ全ての新築工事の際には、「地盤調査」が行われます。

だから地盤コンシェルジュが必要です

大切な建物を建てるその土台だからこそ、長く安心して過ごせる地盤を選びたいものです。

「この土地がいい!」と目星をつけた土地が、100年前は沼地だった…

そんなケースもございます。

地盤保全協会では皆さんが簡単に地盤を査定できるように以下の項目を出しています。

ロケーション

土砂災害や河川の氾濫による災害は、近隣よりも低いところで発生します。まずは、その土地に行き、近隣との高低差を確認しましょう。

古地図

購入を検討している土地が、以前はどのようなところだったのかを調べるには、古い地図や航空写真から知ることが出来ます。地域の図書館や役所で調べることもできます。

地名

地名はその土地や地域の形状・くせから名付けられることが多いため、「水」に関係した地名や、「谷」に関係した地名には注意が必要です。 但し、地名は時代と共に変わることもあるため、そのまま鵜呑みにすることはできません。

ご近所・知り合い

その土地の昔の姿を知る人に聞くのが一番確実です。 ご近所やお知り合いに聞いてみましょう。

地盤コンシェルジュ®

上記4つの方法で調べることが難しい場合には、当協会の認定を受けた「地盤コンシェルジュ®」に聞くのが一番です。

 

相馬工務店では、建物の施工だけでなく土地探しからお手伝いが出来るよう【soma estate office】という不動産部門も併せ、地盤コンシェルジュが安心の土地探しをお手伝い致します。

 

この記事は地盤保全協会の抜粋です

詳しい内容はこちらよりご確認ください

一部、相馬工務店の説明とあわせ地盤コンシェルジュをご説明させていただいております。